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ほんとにあった！ 呪いのビデオ
Part２７
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No.1
「誕生会」
恐怖度：★★★★
不気味度：★★★
衝撃度：★★★
解像度：★★★
■ 現象 ■
投稿者が仕事先の仲間と誕生会を祝った時の模様を撮影した映像。誰も居るはずのないバスタブの中から奇妙な手がのびている。そこは過去、墓地だったというが…。
■ 解説 ■
浴室から死人のような伸びる手！
次に問題の場所を映すと、もちろん消えていた。
ハッキリ映るし、出る場所が嫌過ぎていい。
出迎えられた人がその直後にトイレに入る所がまた地味に怖い。
何にもないのだが。
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No.2
「シリーズ監視カメラ 製作委員会スタッフルーム」
恐怖度：★
不気味度：★
衝撃度：★
解像度：★
■ 現象 ■
パート26でご紹介した、呪いのビデオ製作委員会スタッフルームで起こった不可解な心霊現象。身の危険を感じた我々は、スタッフルームの場所を一時的に移動し、新たな場所で業務を再開した。しかし不可解な現象はおさまらなかった…。スタッフの１人が奇妙な悪夢に苛まれるようになり、ある夜、スタッフルームで仮眠を取っていた彼を黒い影が横切る映像が監視カメラにとらえられた。我々は、パート24「ダビング」に端を発しているらしい、わずかな手がかりをもとに調査を始めた。だが、そこには衝撃的の事実が待ち受けていたのである…！
■ 解説 ■
今回のメイン。
主人公は長らく呪いのビデオ制作委員会に勤める演出補・岩澤。
移転したスタッフルームだが、前回に続き異変は止まらなかった。
被害に逢っているのは岩澤。スタッフルームに寝泊まりしていると、こんな夢を見るという。
「変な赤い服の女が出てきて、黒いご飯を食べさせられる。
食べていると自分の腹から黒い赤ん坊が出てくる。」
そんな夢をここ一週間で４〜５回くらい見るという。
なんかやつれてるし、憑かれてんのかな岩澤さん。
また、スタッフルーム。寝袋の中で横になる岩澤を映した監視カメラには
黒い影のようなものが一瞬横切り、消える。
この現象自体は怖くない。投稿作品だったらカットされるレベルだ。
手がかりとは、やはりpart24の「ダビング」。
寄せられるハガキからは、ダビングを見てから不可解な現象が起きたという。
「赤い男が夢で出てきた」「赤い顔の女が出てきた」という。
共通するキーワードは「赤」。
変な現象が起きた女性(新庄さん)とコンタクトをとり話を聞くと、
ダビングを見てから赤い男が出てくる夢を出てくる、という。
家内の神社で見てもらうと、その赤い男は新庄さんの亡くなった兄らしい。
いつもは見守っている守護霊のようなものだが、嫉妬の念が強く出てきて
このような現象が起きているのだろう、との話。
その神社の住職とコンタクトを取り、詳しい話を書面で聞かせてもらう。
「新庄さんの兄の嫉妬の念が強くなったのは、最近のことで
おそらく何物かの存在が、新庄さんの兄の嫉妬の念を強くさせた」 とのこと。
そのトリガーは、ダビングなのか？
そして、この手紙を読んでいる最中、岩澤が倒れる！
曰く「頭真っ白になりました」とのこと。
大事をとって岩澤は病院に。
その後、ダビングの謎を解くため、再びＰチガイ吉田さんを訪ねる。もういいだろ。
ってかストレスもあるかもしれんが、岩澤連れてくなよｗ
因みに、吉田さんは消息知れずで取材は暗礁に乗り上げる。
だが、吉田さんを知るという人物とコンタクトが取れる。
続く。
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No.3
「NPO」
恐怖度：★★
不気味度：★★
衝撃度：★★★
解像度：★
■ 現象 ■
とある体育館で行われたNPO団体の会合を記録した映像。体育館の窓の外に首のない人間の体が浮かんでいる。投稿者は撮影時には全く気づかなかったというのだが…。
■ 解説 ■
なんかちょっと怪しいNPO団体だな。
いい歳こいた大人が紙飛行機やら何やらを体育館で飛ばして遊んでる。
で、現象は体育館の２階の窓の外に首がない人影が浮かんでいる。
かなり巨大で白昼堂々のインパクトあるが、そこまで怖くもない。
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No.4
「ビデオチャット」
恐怖度：★★★★
不気味度：★★★★
衝撃度：★★★★
解像度：★★★
■ 現象 ■
投稿者がネットのあるサイトでチャットをした際、その会話を記録した映像。テレビ電話のような感覚で女性と楽しく語る投稿者。だが彼女の背後に奇妙な男性霊が…。
■ 解説 ■
これまた怪しいビデオチャットの映像。たぶんエロ系か出会い系か何か。
投稿者の女性への指示がキモいｗ 上着脱げだとか立てだとか座れだとか。
で、会話中女の子が首を傾げると、背後に一瞬だけ中年男性の顔がハッキリ映る！
青白い顔と無表情がヒット。なかなかの怖味。
投稿者が気づいて「あれ、後ろに誰かいる？」というのもいい。
Part27随一の完成度だが、前作にこれ以上の衝撃作「セミナー・キャンプ」があるので
少しこっち側(見る側)に耐性がついてしまってるのが、惜しい。
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No.5
「シリーズ監視カメラ 製作委員会スタッフルーム(2)」
恐怖度：★★
不気味度：★★★
衝撃度：★★
解像度：★★
■ 現象 ■
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■ 解説 ■
Ｐチガイ吉田さんの友人、内村さんとコンタクトが取れる。
内村さん曰く、吉田さんは自殺した。とのこと。
自殺に関して理由は不可解のままで、特に遺書等はなかったという。
関係あるか解らないが、情報として、内村さんから、高校時代の卒業式のビデオをもらう。
そのビデオの内容は、ふざけあう吉田さんと内村さん。
そこには事象があり、5秒ほど、吉田さんの頭部が消えていた！
(今回の★評価はそのビデオ)
その後、スタッフは吉田さんが自殺したいわれる山中の廃墟へ移動。
だから、夕刻近くなった時に山登るなって何遍(ry
廃神社の時で懲りてなかったんかいｗ
その廃墟は、昔新興宗教団体で使っていたという曰くつきの廃墟。
すごく雰囲気出てるなぁ。
探索中、吉田さんが自殺したといわれる部屋を特定することはできなかった。
で、何とスタッフ岩澤がプチ行方不明に。集合場所に帰ってこない。
１時間後に帰ってきた岩澤だが、どうも様子がオカシイ。
「山行かないと思って…」など言動が挙動不審。顔つきがヤバい。
その後、岩澤が撮っていたビデオを確認すると
ＹＮＡＩ。⇒参考URL
http://swfup.info/view.php/8495.swf
「おれのせいで…」
「スタッフが… 誰もいなくなったので… ぼくがカメラを回すことにしました」
「おれが悪いの？」
「何で死んじゃったんだよ…」
「そんなこと言ってんじゃないんだよ！」
「何すんだよ！ 何すんだ！」
と完全に独り言がオカシイ。吉田さんの死に責任感じてるのか…？
岩澤に聞くと、山の中を彷徨っていたのは解るが、何でそうなったかは覚えてないという。
流石にヤバいと思ったのか、岩澤を少し休職させることに。
そしてその後、スタッフルームに異変が起きることはなくなった。
つづく。
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No.6
「フリスビー」
恐怖度：★★★
不気味度：★★★
衝撃度：★★★★
解像度：★★★★
■ 現象 ■
大学生の投稿者がサークルの仲間と夜の大学構内でフリスビーをして遊ぶ姿をうつした映像。そこに「ちがう」という謎の声と血まみれの顔をした女性の姿が…。
■ 解説 ■
昔、この大学の敷地は江戸時代は刑場で、冤罪も多くあったというアングル。
大学構内でフリスビーで遊んでる投稿者。
低い声で「チガウ・・・」との謎の呟きの後、
カメラが左にバンされる際、ハッキリと映る血まみれの女！
かなりハッキリと映ってビックリする。いいね。
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No.7
「ボーリング」
恐怖度：★★
不気味度：★★
衝撃度：★
解像度：★
■ 現象 ■
投稿者がボーリングを楽しむ仲間たちの様子をデジタルカメラで撮影した映像。そこに子供の顔が…。投稿者は家族連れの乗用車の事故現場に遭遇したというのだが…。
■ 解説 ■
画面右下の、ボーリングの玉が出てくるところに白い顔。のようなもの。
久し振りに不鮮明すぎるものがきたなぁ。見つけ辛いよ。
アップしても何だかよくわからないよ。力技だ。
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No.8
「シリーズ監視カメラ 製作委員会スタッフルーム(3)」
恐怖度：★★
不気味度：★★
衝撃度：★★
解像度：★
■ 現象 ■
-
■ 解説 ■
吉田さんが自殺した、元新興宗教の施設である廃墟。
施設を撤退した理由は、とある女性の自殺がキッカケであるという。
元新興宗教の幹部とコンタクトが取れ、話しを聞くスタッフ。
・その施設は、信者の修行のために作られた。
・自殺した女性は、教団の中では巫女的な役割の人だった。
・悪霊祓いの方法は、悪霊を自分に映して、母親が祓うというもの。
・自殺した理由は、体に降ろした霊が抜けたのに関わらず
暴れ出し、精神失調をきたした、という。また、その後母親も後を追った。
・自殺のキッカケとなった霊は、大したことのない霊で
儀式も簡単なものだった。何故失敗したが不思議だという。
・自殺した女性は、他人の霊的能力を強くする、という特殊能力の持ち主だったという。
自殺した女性は「道川和泉さん」といい、その場所で首つりをしたという。
また吉田さんも、その場所で首を吊った。
その後、内川さんから吉田さんの遺留品(３本のビデオテープ)が届く。
話を聞くと、上記の二人の共通点を見つける。
道川和泉さんと、吉田さんは、中学時代恋人同士だったという。
明確な関連点だ。
ここまで解ったタイムテーブル。
道川さんが中学校を転校
↓２年後
道川さん、悪霊祓いの儀式に失敗し自殺
↓１年後
高校の卒業時の首が消えるビデオ撮影
↓１４年後
吉田さん自殺
これにあんまり意味はないよな(笑)
で、内川さんから送られた遺留品の３本のビデオテープは、３つのもの。
・呪いのビデオpart24の「ダビング」と同じ内容。
・高校時代の首が消えるビデオ。
そして、もう１本には、驚くべき内容が写されていた。
ビデオの内容は、悪霊払いの儀式と思われるもの。
儀式後、蝋燭が消えた後、一人の女性が暴れ出し転げ回り、取り押さえられる。
なんとこの映像は、道川さんが儀式に失敗したものの映像だという。
オマケ程度に、ろうそくの火が消える一瞬の間畳に顔が映っているが解りづらいし怖くもない。
最後に、新興宗教の元幹部にこの映像を見てもらう。
・この映像は、問題になった儀式失敗時のもので間違いない。
・この映像が撮られていたこと自体おかしい。
儀式は神聖なものなので悪影響を及ぼす。
また、専門家に解析してもらうと、
「卒業式の映像」と「悪霊祓い」の映像は、同一のビデオカメラから撮られたものだという。
情報は揃ってきた。
結論となる仮説ができる。
「悪霊祓いの映像は、吉田さんが撮ったものである可能性が高く、
撮影したせいで、道川さんの儀式が失敗し、
恋人の後を追うように、吉田さんは同じ方法で自殺した。
吉田さんが、何故悪霊祓いの映像を撮ったのかは不明で、
結局「ダビング」が何であるかは解らないが、
「ダビング」の映像は、他人の霊能力を高める道川さんの特殊な能力が
この世に恨みを持つ悪霊の力が作用し、見た人に不可解な事象が起きてしまう。」
仮説自体に「？」も残るかなりの力技であるが、
説得力がない訳でもない。
最後に、岩澤は身に覚えのない女性の念が非常に強い形で纏わりついていたらしい。
岩澤は、数日にわたる厳しい除霊作業を終え、仕事に復帰している。
…え！？
こんな目にあったら今までだったら死ぬか辞めるかなんだが
この状態でも普通にスタッフを続けるとは、岩澤。。。恐ろしい子。。。
というか間違いなく過去のスタッフの中でも最強だろうなｗ
以降、尊敬の念をこめて「岩澤さん」と呼ぶことにします。
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総評：★★★★★★☆☆☆☆(6/10)
岩澤ファン必見(笑)の久々のドキュメンタリー中心回。
昔のうすら寒い検証中心ではなく、
ベテラン揃いスタッフが作る今回は、なかなかに見れる内容になっている。
バラバラのピースからつながる最後の仮定は、力技でごまかしているところもあるが
説得力がまるで無いわけでもないのだから、ある意味ではお見事だ。
惜しむらむはドキュメンタリーに力を入れすぎて投稿映像が少ないことと、
メインの心霊事象がそんなに怖くない、ということ。
そして岩澤さんの生命力と霊耐性には感服。
途中の休職させることにした、のくだりから、岩澤さん辞めんのかーと不安にもなったが
まさか続けるとはなぁ…(笑)