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ほんとにあった! 呪いのビデオ
Part4
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No.1
「待合室」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★★
 衝撃度:★★★
 解像度:★★★


■ 現象 ■
待合室の監視カメラに写った幼い子供の白い足。交通事故により両足を切断された少年の浮遊霊であろうか…。

■ 解説 ■
 やたら安っぽいオープニングロゴからはじまる。ガッカリ病院編。一発目は病院には入ってすぐにある待合室から。
 事故で切断された少年の足と思われるものがが待合室の椅子に写る。
 これはテレビで見たことある人もいるのでは、結構有名な映像。テレビに出てるっことは出しても恥ずかしくないくらいのレベルなので…今回唯一の当たり。
 足だけ系は不気味な感じがよく伝わってきていい。


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〜ここで院長の怖い話〜
スモーカーの患者が亡くなったのに関わらず喫煙所で見かけたよ、という怖い話。せめて再現ビデオ作れよ。
呪いのビデオって看板しょってるのにただの怪談は反則だろ。
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No.2
「診察室」

 恐怖度:★★
不気味度:★★★
 衝撃度:
 解像度:★★

■ 現象 ■
ある大学病院の回診の様子を研修医が収めたビデオ。診察室のカーテンに不可解な顔が写っている…。


■ 解説 ■
研修医の右上側に人の横顔っぽいもの。表情というより、輪郭、表情に怖さはない。病院だから何かいるんだろうな。怖くはありません。


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No.3
「レントゲン写真」

 恐怖度:★★
不気味度:★★★★
 衝撃度:★★★
 解像度:★★★★

■ 現象 ■
病死した患者のレントゲン写真にうつりこんでいた謎の文字。漢字の「終」という字にも読めるのだが…。

■ 解説 ■
うーん、映像には映像だが…まぁ反則とまではいかないか。
病死した患者のレントゲン写真の一部をズームすると、
 「終」の、糸「冬」 の、下点2つがない文字が見える。
今までないパターンで、気味が悪いがイタズラな気がするぞ。
しかし院長、嬉しそうに話すなよw



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No.4
「リハビリ室」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★
 解像度:★★

■ 現象 ■
 ある病院のリハビリ室での記録ビデオ。歩行訓練を行なう患者を写した映像のなかに手すりを掴む手首が…。

■ 解説 ■
 よく見ると、平行棒を掴む土気色した手首だけがハッキリと見える。色が生きてる人間のものじゃないところに怖味はある。


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No.5
「ナースコール」

 恐怖度:
不気味度:
 衝撃度:
 解像度:

■ 現象 ■
 誰もいないはずの病室から発信されるナースコール。その病室はその日の昼間、入院患者が死亡したばかりだった…。

■ 解説 ■
 えー、映像じゃなくてただの怪談じゃねーか。しかも使い古したありがちなやつ数個。
しかもオチもねぇから怪談としてもつまらん。反則2。


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No.6
「病室」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★★
 解像度:★★

■ 現象 ■
 入院中の同僚の見舞いに訪れた際に撮影されたビデオ。病室の壁に掛けられた鏡に女性の顔が…。

■ 解説 ■
 鏡に一瞬だけ映る女の顔。女? 老婆? よくわからん。薄暗い感じというか、人間ぽくなく、人形っぽい表情がちょっと怖い。



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〜ここでナースの怖い話〜
怪談もういいって。いや、マジで。
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No.7
「病棟の窓に・・・」


 恐怖度:★★★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★★
 解像度:★★

■ 現象 ■
カラオケビデオを制作するため撮影されたビデオの建物の窓に霊の顔が…。後にそこは古い病院ということが判明する。

■ 解説 ■
 タイトル通りの箇所に女の顔。古い病院を外から写したパターン。
 …あれだ、病院ネタが思いのほかなかったんだろなぁ。
 窓から覗いてるんじゃなくて、窓全体に広がる顔。
 顔がでかい! 表情が怖い! 真昼間だ!
 意外とインパクトあって良い。


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No.8
「手術室」

 恐怖度:
不気味度:★★
 衝撃度:
 解像度:


■ 現象 ■
生と死をわける分岐点でもある手術室。ある手術を記録したビデオの背後に手術されている本人らしき影が…。

■ 解説 ■
無駄に引っ張る割にはただの影。どう考えてもだらけすぎ。尺稼ぎだろ。無駄にだるい間違い探しやってる感じだ。
影といっても白いので、他の影系に比べ味はあるが、それでも微妙。


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〜ここでナースの怖い話〜
エレベーターが勝手に地下の霊安室に行ってしまうとか、怪談はもういいだr…と思ったら、俺もガキの頃ばあちゃんと一緒に同じ体験したことあるわ。下の階じゃなく、エレベーターの反対側の扉があいて死ぬほどビビッた記憶ある。
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No.9
「霊安室」


 恐怖度:
不気味度:
 衝撃度:
 解像度:



■ 現象 ■
不可解な現象が絶えないという某病院の霊安室。
その部屋の前にスタッフが設置したカメラに記録されていたものは…?

■ 解説 ■
 動く死体とか、怪談のフリも効いてて、雰囲気は抜群、なのに収められていたのはただの呻き声。
 なめんな、そんだけか!と突っ込みたくなる。尺が足りなくて没作品ぶっ込んだ感じで幕は閉じる。


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総評:★★★☆☆☆☆☆☆☆(3/10)

期待を完全に裏切られた、残念なガッカリ病院編。
ほん呪低迷期の前触れ。
病院という雰囲気(舞台設定)は最高な筈なのに、映像はどれも佳作以下という虚しい回。
ネタが足りなかったのか、投稿映像を多めに流して尺を稼ぐやり方や
ナースや医者の怪談話で尺を稼いでいるやり方もダメだ。
というか、怪談話なんて他の作品見ればいいだろうに、なんで「ほん呪」でやろうとしたんだか。
特にオチも見てられないくらいに酷い。
呪いのビデオシリーズ本編では1・2を争うくだらなさという事実に間違いはないだろう。
残念というより、ただただ虚しい。

          

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