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ほんとにあった! 呪いのビデオ
Part38
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No.1
「シリーズ監視カメラ 雑居ビルの廊下」

 恐怖度:★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★★
 解像度:★★★

■ 現象 ■
古いオフィスビルに設置された監視カメラの映像。ある日の朝、廊下が水浸しになっているという不可解な出来事が起こった。管理人が映像を確認してみると、廊下を誰も歩いていないのに窓には廊下を歩く男の姿が…。

■ 解説 ■
とある雑居ビルの管理人の話を聞くと、ある朝、廊下が水浸しになっていた。
何故そうなっているのか、監視カメラを設置すると…問題の現象が映っていたという。
噂によると、前の会社の社長が資金繰りに困り自殺してしまった、とのこと。

問題の映像。
誰もいないのに関わらず、左のガラス窓のみに映る中年の男性。

part36「シリーズ監視カメラ マンションの屋上」と同等かな。
事前に人が通っているので、問題の映像が映る場面と対比ができて説得力がある。
なんというか、ビギナー向け?


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No.2
「夜景」

 恐怖度:★★★★★
不気味度:★★★★
 衝撃度:★★★★★
 解像度:★★★★

■ 現象 ■
デートで夜景スポットに行ったという投稿者のカップル。ベンチに座ってカメラを写していると遠くの方に女性と思われる奇妙な人影が見える。肉眼で見ると消えている。そして急に自分の足首あたりを気にする彼女…。

■ 解説 ■
確実に今回のベストチューン。
デートで夜景スポットにいった投稿者カップル。

彼女と夜景を交互にカメラを映して雑談していると、
突然、芝生のところに「巨大な」黒い女が現れる!!
これは必見。言葉でこの雰囲気はあらわせない。半端じゃなく怖い。
美しい夜景を全て台無しにする程のインパクト。

これだけでも満点レベルあげたいくらいなのだが、まだ更に続きがあった。
その女に気づく投稿者、一瞬カメラを伏せ、再びカメラを回すと、そいつはそこにいない。

その数秒後、急に足元を気にする彼女…
(曰く、何者かに足首を掴まれた気がしたらしい)
カメラが足元を映すと、そいつがベンチの下からこちらを睨んでいた!!
そいつはまた、一瞬で姿を消した。

この公園には、女性ばかりを狙った犯罪が相次いでいるという……

やっぱ「ビデオレター」「サマーキャンプ」系の瞬間移動パターンは怖いよな。

更に今回に限っては、夜景のためカメラ鮮度が荒い、というのが今回のミソかな。
呪いのビデオシリーズって、たまに物凄く解り辛いものがあるから、
こういう鮮度の悪い映像って、目を凝らして見るってのが癖になってると思うんだよね。
だから最初に現れる女のインパクトも抜群。

素晴らしい。

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No.3
「大学ゼミ」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★★
 衝撃度:★★★★
 解像度:★★★★

■ 現象 ■
投稿者が所属する大学ゼミの研究発表の様子を記録した映像には、不可解な現象が写っていた。後日、映像の中で研究発表をしていた女学生が、春休みに自分のアパートで首つり死体で発見された…。

■ 解説 ■
研究発表を撮影したビデオ。
問題の現象は、画面上半分が赤く染まり、発表する女性の頭部のみが右上に「浮いている」。

後に、発表した女性は首を吊って亡くなったという。
更に最悪なことに、首吊り死体の発見が遅れたため、女性の頭部と胴体が千切れかけていたらしい。

な、生々しいな……
新しいパターンで攻めた一作。
新鮮さもあり、怖さもあり、悪くない。


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No.4
「狂死のビデオテープ 暗躍」

 恐怖度:
不気味度:
 衝撃度:
 解像度:

■ 現象 ■
我々製作委員会に脅迫を繰り返す「心霊博士」と名乗る人物。その後、彼が急遽亡くなりその娘から呼び出しを受ける取材班。娘は、小田という人物が家に尋ねてきて父が集めた心霊映像を渡せと脅迫されたというが…。

■ 解説 ■

あらすじ。
制作委員会に何遍も投稿テープを送り、脅迫紛いの方法で採用を迫った「心霊博士」という人物がいた。
別件の取材を進めるうち、心霊博士は亡くなったとの情報を得る。
その後、スタッフルームに「心霊博士のビデオを全て寄越せ」といった不審人物が現れる。
更に、スタッフに「心霊博士の娘」という人物から連絡が入り、その娘と対面する……

心霊博士の娘、浅野恭子の話。
父は予備校の講師を辞めさせられた精神的ショックで、亡くなった。
父は大学院に勤めていたが、オカルト的な研究が認められず辞めさせられた。
父が亡くなった日は、鳥事件の翌日だった。
父の精神状態からはやりかねないが、父がやったかどうかは不明。
電話をすぐ切ったのは兄ではないか?


父が亡くなった後、小田という人物が訪ねてきた。
小田は、心霊博士のビデオテープをしつこく求めてきたらしく
父が亡くなった後に燃やしたのだが、その説明も聞いてもらえず
更に脅迫までしてきたらしく、そのせいで母はノイローゼになり引っ越してしまった。
なので、投稿したビデオテープを渡せていただけないでしょうか、とのこと。

スタッフの相談結果は
「特殊なものだから投稿者に返却するのは難しい。
 会社の信用問題的に関わる」。
とりあえず恭子さんには「小田はこっちで解決する」という説明で納得してもらう。

スタッフvs小田。
小田の家は様々な資材を継ぎはぎして作った異様な建物だった(モザイクでわかんねーけどw)
児玉「長田さん取材してきてもらっていい?」 女の子にやらせんな外道wwwwww
長田さんはもちろん躊躇うが、スタッフ伊月が代わりにと突撃。こいつ男だねぇ。
会話をさせてもらうことに成功! やるねぇ。

伊月によると、
「会話が断片的にしか成立しない」
「多分スタッフに押しかけてきた人物だろう」とのこと。



小田さんと会話。
こいつ空き缶にツバ吐きまくってきたねぇw

長「心霊博士についてご存じですか?」
小「頭まわらない」

長「心霊博士の遺族からビデオテープ欲しがってるって聞いたんですが」
小「足らない…」「もうちょっと」「足らない…」
小「頭回らないぃぃ足らないんだよぉぉぉぉ」

長「ご存じないんですか? その●●さんのこと」
小「頭回らない。足らない。」
小「もうちょっと欲しいよぉぉぉぉ」
小「つり合いがとれてないんだよぉぉぉお」

こいつ真性のヤク中だろ…………
会話が成立しねぇにも程がある。

伊「…ダメじゃないですか?」
小「ダメじゃないよおおおおおおおおおおおおお」

といって突然暴れだす。
精神に異常をきたしてる? こっちの問いをやりすごそうとしてる?
どっちにしろ久々のアシッド野郎を前にこっち(視聴者側)は胸やけ満載(笑)

小田がスタッフルームに押しかけてた映像を再確認すると、変な事象を発見。
小田がスタッフルームから立ち去る際、もう一回り大きな影が被さるように重なっている。
微妙。(笑)


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No.5
「焼身自殺」

 恐怖度:★★
不気味度:★★
 衝撃度:
 解像度:★★

■ 現象 ■
公園でバーベキューをしながら仲間の誕生日祝いを記録した映像。背後に誰もいないはずのベンチの下から黒い手のようなものが現れる。手の色から明らかにこの世のものとは思えないのだが…。

■ 解説 ■
公園でキャンプをしてた際の映像。
現象は物置の下から這い寄る「焼けただれた手」
うーん、微妙というか散々やってきたパターンっすからねぇ……
投稿者によれば、かつてこの公園ではホームレスによる焼身自殺があった、という。
ありがちー。

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No.6
「吹奏楽」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★★
 解像度:★★

■ 現象 ■
中学の吹奏楽部の演奏会の様子を記録した映像。業者が撮影し配布されたテープなのだが、その不可思議な映像は投稿者のみのテープに起こった現象だった。それは、女性司会者が壇上から去ろうとしたその時に…。

■ 解説 ■
とある中学校の吹奏楽部の演奏会の映像。
問題の現象は、どうも、投稿者の所有する映像のみ起こっている現象らしい。

司会の女性が立ち去る際、一瞬だけ背後にハッキリと、女の顔が現れる。

うーん、このパターンも最近ありがちかなぁ。
鮮度は悪くないんだけど、露出時間短いしなぁ。。。

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No.7
「黒死女」

 恐怖度:★★★★
不気味度:★★★★
 衝撃度:★★★★
 解像度:★★★

■ 現象 ■
彼と長野の温泉旅館に泊まった時の映像。朝早く起きてしまった投稿者は、彼の寝顔を撮ったり、ちょっかいを出したりして遊んでいた。そして彼の布団を剥がしたその時、奇妙な黒い顔がこちらを睨んでいた…。

■ 解説 ■
彼氏と長野の温泉旅館で撮った映像。
彼氏の寝顔撮ったり遊んでいた時、奇妙なものが。
びびって彼氏を起こして調べると、ソイツは居なかった。
彼氏は凄く悪い夢を見たらしい。

旅館の人に話を聞くと、旅館の前の経営者は裏山で自殺したらしく、今の旅館にも不可解なものがたまに現れるらしい。

現象は、布団の中?にこちらを睨む灰色の初老の女性。
なかなか気味は悪くインパクトもあり、撮影者の女性もそれに気づく素振りもいい。
が、ちょっとカメラワークが解ら辛いのがマイナスか?
高水準でまとまった逸品。タイトルが個人的にいいね。

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No.8
「狂死のビデオテープ 続・暗躍」

 恐怖度:
不気味度:
 衝撃度:
 解像度:

■ 現象 ■
異常な事が二つ起こった。委員会のスタッフルームのドアに“テープ全部と交換”と書かれた謎の文句。さらにスタッフの携帯電話に残された「心霊博士」の娘からの留守録“あなた達がテープを渡してくれないからですよ”…。

■ 解説 ■
心霊博士と同僚だった山本講師の協力により、
予備校の教え子だった女性から話を聞くことに。
元生徒曰く、日本史の授業でのこと。

「太平洋戦争中の関東地方の村で、徴兵逃れをした村人がいた。
 村人は憲兵に捕えられ、軍人は上官の命令で村人を拷問に掛け、村人は死亡。
 その後、拷問した軍人は狂死し、一族にも不幸が相次ぐ。
 人々は、祟りだと噂した。」

映画「リング」の話になった際、
「見たら狂死するビデオテープを持っており、変なことした生徒に送りつけやる!」という冗談を好んだ。
浅野講師は、幽霊が好きな変わった人で、面倒見の良い好人物だったらしい。




翌日、スタッフルームに事件発生。
・壁に「テープ 全ブ と コウカン ●●公園」の落書き。
・午前2:11。長田さんの携帯電話に心霊博士の娘から
 「あなたたちが… テープを渡してくれないからですよ」と留守電。


恭子さん、拉致された…?
コウカン、って……?
小田さん、恭子さん拉致したのか?


とりあえず、公園に行ってビデオテープを渡すことに。
児玉「長田さん危ないから来なくていいよ」
あれ、思いやりあんねこいつwww


ここでぷち事象。
心霊博士の娘と会話している取材映像中、ベンチの後ろに怪しい黒い影。
まぁこれは微妙だぁねw


まとめ。

目的地の公園。はたしてそこに、心霊博士の娘・浅野恭子さんの姿はあるのだろうか。
そして、この一連の出来事の首謀者は小田さんなのだろうか。
我々二人も、取材を続けることを逡巡した長田と同じように、
恐怖といあう感情に囚われながら、車を走らせていた。
しかし、我々の中では、そこで待ち受けている真実を見極めたいという思いが勝っていたのだ。

続く。
これは気になる引きだな。


個人的には小田と浅野恭子さんはグルでしたオチな気も。。。




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次回予告。
向かった先で取材班を待ち受けている、驚愕の事態。
心霊博士のビデオテープを狙う、小田さんの本当の目的とは?
そこに隠された呪いの存在とは。
全ての真実が明らかになった時、隠された真実が浮かび上がる。
ほんとにあった呪いのビデオ、この夏、必見。

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総評:★★★★★★☆☆☆☆(6/10)

3カ月リリース第二弾。の、大事な中回。
が、残念なことに完全な中だるみ。
何よりメインが……歴代のキ●ガイの中でもナンバーワンの不快感。
ツバ吐きまくりの仕草が本気で汚い…。
まあ、続きが気になる引きの仕方は相変わらず上手いため、引きこまれるものはある。

メイン以外も多少パワーダウン気味。
ネタが尽きてきたのか?
全体的にマンネリ感があるのは、回数を重ねたこのシリーズ上仕方ないのかもしれないが。
新しいパターンである「大学ゼミ」などをみると、まだ期待感はある。

今回の救いは2個目の「夜景」。
これは本当に怖い。

          

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