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ほんとにあった! 呪いのビデオ
Part20
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No.1
「焼け残った怨霊」

 恐怖度:★★★★★
不気味度:★★★★
 衝撃度:★★★★★
 解像度:★★★★

■ 現象 ■
 あるいわくつきの廃病院跡へ行った投稿者たちは、そこでとんでもないものを撮影してしまう。それは生首がふわりと浮かび、こちらへ向かって来ているように思える。我々取材班は早速その現場を訪れたが…。

■ 解説 ■
とりあえずイチロー似のヒゲスタッフ、再び登場。相変わらずニヤケ顔が癪に障る奴だ。
現場検証では、投稿者達が恐れて入れろうとせず、スタッフのみが廃墟に突入する。このチキンが!
さてこの廃病院、ほん呪ファンであれば何処かで見たことがある人もいるのではないだろうか。
それもそのはず、Part6「廃病院」(ナニシニキタノ?)で一度登場しているのだ。(名前忘れたけど。)

現象は問題の第7病棟の廊下に差し掛かった投稿者たち、床に転がる不審な物体にライトを当てる。
するとその物体、生首と解るとゆっくりと起き上がり、宙に舞い上がりこちらへ向かってくる!
雰囲気の出る廃病院、
触れてはいけないものに触れてしまったような恐怖感、
現物出現タイプならではの臨場感と恐怖のリアクション
どれをとっても素晴らしい。
20では郡を抜いた恐怖度を誇る秀作!

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No.2
「スタント」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★
 衝撃度:★★
 解像度:★★

■ 現象 ■
ある子供向け番組の収録中にうつった霊。アクションシーンのスタントをしていた投稿者は、さほど難しくないアクションシーンで失敗し、一歩間違えば死に至る大怪我を負った。そのテープを見直すと不可解な影が…。

■ 解説 ■
スタントが車のボンネットに落下するシーン、
影の中にダブるようにして現れた顔がいた。
うーん、まあ、なんか気味悪い顔だが、現象の出る時間が短すぎる。

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No.3
「私がもう一人…」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★★
 衝撃度:★★★★
 解像度:★★

■ 現象 ■
友達と横浜に遊びに行った投稿者は受験勉強を頑張っている友人に向けメッセージビデオを撮影していた。だが、その映像の中に被写体であるはずのSさんと全く同じ人物が…。最初は他人のそら似だと思っていたが…。

■ 解説 ■
横浜に遊びに行った投稿者達。受験勉強を頑張る友人に向けビデオレターを撮影する。
その中には、明らかに投稿者の一人と思われる謎の"同一人物"がこちらを覗きこんでいた!
怪談フリークなら誰しもが知る「ドッペルゲンガー」のリアル版。表情、覗き込む仕草がかなり怖し。
ただ、事象のヤツは似てるといえば似てるけどちょっと不鮮明なんだよなあ。
事象の恐怖ではなく、アングルのシチュエーションがはまった良作。

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No.4
「暴力の理由」

 恐怖度:★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★
 解像度:★★★

■ 現象 ■
ある夜、我々のスタッフルームに女性が助けを求めて飛びこんできた。女性は夫から度重なる暴力を受け、それに耐えかね離婚を決意。裁判での証拠にするため、彼女はその様子を隠しカメラで撮影することにしたが…。

■ 解説 ■
スタッフルームに突如女性が助けを求め現れる。
聞くと夫からDVを受けており、離婚裁判の為に撮影したビデオの中に不可解な部分がある、らしい。
ビデオの中にはどうも不自然さの残るDVシーン。…寸止めしてね?
夫の言動が本気でおかしいから、もしかしたら本当に憑依されてるのかもしれんが…。
夫の顔に一瞬だけ、女性らしき顔が映る。
Part5「タイムカプセル」のような現象だが、怖味としては圧倒的にPart5のが上。

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No.5
「お料理会」

 恐怖度:
不気味度:★★
 衝撃度:★★
 解像度:

■ 現象 ■
高齢者たちによる料理会の映像。投稿者は大学の映像サークルに所属しており、アルバイトということで祖父に頼まれ撮影をしていた。そしてその編集中、ある男性が使う包丁に不可解な影を発見したというのだが…。

■ 解説 ■
高齢者たちによる料理会の映像の中、老人が包丁を扱って肉を切るシーンに、
包丁に男の顔上半分が映る。
何やら友人の昔の顔に見えるらしいが。
包丁に映るのは新鮮だが、そんなに怖くない。

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No.6
「教育ビデオ」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★
 解像度:★★

■ 現象 ■
我々のもとに同じ内容の手紙が多数届いた。ある教育ビデオに不可解なものがうつっているというのだ。我々はこのビデオを制作した会社にコンタクトを試みた。だが会社はすでに倒産。そして意外な事実が判明して…。

■ 解説 ■
「ヨガの教育ビデオに不可解なものが映る」とかという内容がスタッフルームに多数届く。
製作会社にコンタクトを取るも、その製作会社は潰れ、社長も自殺したという。
問題の映像は画面上部にうっすらと大きめに写る中年男性の顔。表情が結構怖いが。


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No.7
「シリーズ監視カメラ:誰もいない会社に」

 恐怖度:
不気味度:
 衝撃度:
 解像度:

■ 現象 ■
シリーズ監視カメラより。とあるビルの警備員をしている投稿者は監視モニターで不可解な影を発見した。誰もいない会社で動き回る影…。投稿者によるとそのビルで起きた奇怪な現象はそれだけではないという…。

■ 解説 ■
ビルの夜間警備をしている投稿者、監視カメラに不可解な影が映ったという。
現象は壁にライトが当たる際、スライドして動く黒い上半身の影。
まあ、シリーズ監視カメラなんてこんなもんだ。


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No.8
「添付された呪い」

 恐怖度:
不気味度:
 衝撃度:
 解像度:

■ 現象 ■
 我々のもとにメールにまつわる体験談が寄せられた。ある少女の学校ではチェーンメールが流行していたが、その添付映像を見た者は不幸が起こったという。我々は映像を見ても無事だったと語る男性の元を訪ねたが…。

■ 解説 ■
まず、個人的には、最駄作に位置づけしたいくらい作品。

とりあえず、内容は中学校で流行したチェーンメール。
見たら災いが降りかかるとか、そんなありがちな内容。
だが、実際に投稿者の友人が事故に合ったらしい。

取材に行ったスタッフ2人は、実際にその添付メールを見せてもらうが、
女子中学生の与太話を間に受けて完全にビビる女性スタッフ、見るのを拒否(!)
お前金もらってこの仕事してんだろ…物凄い勢いで興ざめする。
その後調査を続けると雑誌ライターやら工場作業員やらが出てきて、
このメールを見たせいで失明しただとか事故にあったとか何とか。
で、ここで大事件が。
なんと、先ほどその「呪われた添付メールを見た」男性スタッフが事故にあって集中治療室に!

見なかった女性スタッフが「車が後ろから突っ込んできて…血が大量に…」とか泣きながら話すが、
同乗してたんじゃないの?
何であんただけ無事なの?
つか集中治療室ってあんな閑散としてるの?
カメラ入れるの?
…嘘くささ満点。

で、お約束の「見る際は自己責任で」のテロップの後、肝心の映像へ。

母親が赤子を虐待してるシーンなんだが…
赤子がどう見ても人形。
どっからどう見ても生きてる人間の動きをしてない。
…っつーか動いてないし、人間の質感も1ナノもしてない。
で、殴ってるといつのまにか首が無くなる(!)のだが、血が一滴も出ないし、明らかに不自然。
つか、母親のビンタ如きで首が飛ぶ訳はないじゃん…。
中国語らしき言葉で発狂する母親はまあ、怖いっちゃ怖いが。
首が飛んで事切れたはずの赤ん坊の泣き声だけがいつまでも続くが、
どう聞いてもテープからの再生にしか聞こえない。

検証のやり方に、Part2「作業服の男」を狙って創られたのだろうが、1万分の1も及ばない。
最悪の劣化コピー。ふざけんな。


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総評:★★★★★☆☆☆☆☆(5/10)

個人的ランキングを覆すほどの衝撃的なオープニングから期待を持って見ていたが、
後半に掛けて目に見えて失速。
最初が強烈すぎたため他が色褪せたため、怖味も右下がりしていた。
構成の悪さだろう。

最後は明らかな"作り"(しかも手抜き作品)を、強引な検証でお茶を濁した印象を受ける。
過去の名作と似たようなものが何個かあるが、どれも完全な劣化コピーで終わってるのが不快ポイント。

そして全体的に粗だらけなのが凄く無念。
ほん呪シリーズの醍醐味は"作り"なのか"リアル"なのか判別できないギリギリのラインに楽しみがあるというのに。
このような「あからさまな嘘くささ」で作られるのはほんと、個人的には絶対やってはいけない事だと思う。
解っていない。今まで培ってきたものを壊されたような不快感が残る。

          

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