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ほんとにあった! 呪いのビデオ
Part19
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No.1
「日曜日の公園」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★★★
 解像度:★★

■ 現象 ■
 ビデオ撮影が趣味の投稿者は娘を公園で撮影していた際の映像。当日、公園には多くの家族連れがいたが、撮影者だけでなく誰一人その存在には気がついていない。実はその公園で過去に自殺があったというのだが…。

■ 解説 ■
首吊り自殺があったと思われる公園で撮影されたホームビデオ。
娘がボールを追う姿を捉えるため、カメラが右にバンされる際に
明らかに「宙に浮いている人」が映される。
こっちに振り向こうと動いているような…?
しかし、あんな人気の多いところに、しかも白昼堂々。
恐怖という訳ではないが、インパクトはかなり高し。

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No.2
「レンタルビデオ」

 恐怖度:★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★
 解像度:★★

■ 現象 ■
シリーズ監視カメラより。あるレンタルビデオ店の防犯カメラが捉えた幼い子供の足。店員の話によると、よくこのビデオ店を利用していた家族の子供が事故で亡くなったという。その子供の霊がさまよっているのだろうか…?

■ 解説 ■
新人の演出補助佐々木さん初登場。可愛いです。
レンタルビデオ店の監視カメラ。
アニメコーナーの所に設置された監視カメラに映されたのは「子供の脚」。
監視カメラの脚系は今までのようにポツッと白い影が映るパターンしかなかったが、今回は明らかに「子供の脚」が歩き回っているのが解るはず。なかなかです。

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No.3
「御盆の夜」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★★
 解像度:★★★

■ 現象 ■
 2年ほど前、投稿者がお盆休みで実家のある山形に帰郷した際に撮影されたビデオ。親戚一同が楽しげに語り合うなか、あるはずもない踏み切りの音が。取材班がテープを分析すると、その映像にはさらなる新展開が…!

■ 解説 ■
山形の実家に帰省した際に撮影されたビデオ。
映されたのはあるはずのない踏み切りの音+人魂のようなもの。
が、後々のスタッフの検証で「人魂の中に老人の顔が見える」とのこと。
投稿者にその話を聞くと、
「祖父は飛び込み自殺をしていた」との事実が発覚。
…出来すぎの気はしなくもないが、悪くもない。
佳作といった所。

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No.4
「子供の日」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★
 解像度:★★

■ 現象 ■
子供の日に家族や近所の人々が集まり祝っている様子をうつした映像。そんな彼らを羨ましそうに覗き込んでいる奇妙な影が確認できる。同封の手紙によると、その家に住んでいる女性には、ある悲しい出来事があり…。
■ 解説 ■
子供の日に近所でお祝いをしている所で撮られたビデオ。水子の霊がうろついている、というが。
最初3回くらい見ても解らなかったんだよな、その代わり、多分ほとんどの人が気づいていると思うが
黒い影が映った次にカメラが右にバンして窓ガラスが映りだされる際、
なんか白いTシャツ着た首のない人影が映ってますよね?
これ、動き方が不自然なんで、やっぱ霊じゃないんですか?
どーなのよ製作委員会。
これだったら、あんな影よりよっぽど解りやすいぞ。

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No.5
「着信」

 恐怖度:-
不気味度:-
 衝撃度:-
 解像度:-

■ 現象 ■
取材班のもとに送られてきた一通の手紙。そこには霊から着信があり、今も留守番電話にその声が残っているというのだが…?我々は、問題の着信が残る、とある岐阜の芸能プロダクションの事務所に出向くが…。

■ 解説 ■
横田様お久しぶりです! なんかこの人出るとやっぱり和むな。嬉しい。
で、霊からの着信が留守電に残ったとか何とかで、
岐阜の芸能プロダクションに調査に向かうスタッフ。
そこで出てきたのが女優「あいざわ みり」自称霊感女優(笑)
演出補の佐々木さんの方が可愛いあたり悲惨だよな、色々と。
やたら楽しそうに顛末を話すプロダクションのスタッフとあいざわ。
あいざわの話に出てきた「電話ボックス」「二本の木」「提灯」。
その場所へ向かい「つづく」。

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No.6
「学生映画に映りこんだ霊」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★★
 衝撃度:★★★
 解像度:★★★

■ 現象 ■
ある大学の映画サークルで撮影された学生映画に映っている不可解な女性の霊。この映画は記録用にメイキングビデオも撮っており、同じ瞬間に収録されたそのビデオには、女性の影など全くうつっていないのだが…。


■ 解説 ■
アマチュアの学生映画の撮影で映された「女の霊」。
しかし、同時に撮られた記録用のメイキングビデオには映されてなかったらしい。
たまーにある、同時に撮影した複数カメラで、1台にしか映ってなかったパターン。
で、お約束通りこれ撮った後に金縛りやら色々。
実際の映像は電信柱の影からこちらを覗く女の人影。
表情といいなかなか気味悪し!


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No.7
「パレード」

 恐怖度:★★
不気味度:★★
 衝撃度:★★
 解像度:★★

■ 現象 ■
投稿者が高校生の頃、広報委員として文化祭の宣伝のために近所の商店街をパレードしている様子を収めたビデオ。賑やかなブラスバンドと学生たちの行進の中に、足踏みをしていない奇妙な足がうつっているのだが…。

■ 解説 ■
お祭りの最中、皆が足踏みをしている中で足踏みをしていない「不可解に映りこんだ脚」。
確かに、脚だけしか映ってないのはわかる筈。
しかし…脚がやったら細いな。確かにこれは霊かも。


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No.8
「シリーズ監視カメラ:人身事故」

 恐怖度:★★★
不気味度:★★★
 衝撃度:★★★★★
 解像度:★★★★

■ 現象 ■
シリーズ監視カメラより。駅のホームに設置された事故防止用の監視カメラ。様子が普通ではない男性がホームをうろうろした後、そのまま線路に飛び降りる姿が!乗客たちは全く男性の様子に気がついていない様子だが…。

■ 解説 ■
人気の無いのホームに、挙動不審な男が現れる。終電近くになり人も増え始め、電車が来るのだが
その挙動不審な男…これだけ大勢の人間がいる中で、電車がやってきたホームに飛び降りる!
霊的な恐怖とかじゃないんだが、死ぬほどビックリしたよこれ。
何でほぼ減速しきった電車に向かって飛び降りるのか?
何故あの場にいた誰も気にしなかったのか?
男は本当に生きてる人間なのか?
考えれば考えるほど不思議な作品。
…なのだが、最後の「男は無事に救助されたという」のナレーションは余計だった。残念。

かなり反則気味だが、Part19髄一の出来。

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No.9
「続・着信」

 恐怖度:
不気味度:
 衝撃度:
 解像度:

■ 現象 ■
-

■ 解説 ■
その電話ボックス付近で起きた10年前の事故を調べる為に奔走するスタッフだが、結局手詰まりで調査断念。
「また続けたい」とスタッフ。
いや、別にこのまま打ち切ってしまってもいいのになあ…
これをメインにしたのも、岐阜のP会社からの依頼かね。
で、実際に留守電に残された声。
泣き声っぽいものと、「帰りたい」「間違ったよ」とは聞こえたが。
別に猫のうなり声にも聞こえる……音声モノとしても微妙だ。
検証も完全な尻切れトンボで面白みも一切ない。
失格レベルのつまらなさ。
メインに持ってくるものでもないだろ。

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総評:★★★★☆☆☆☆☆☆(4/10)

佳作揃いだが傑作が無いのが残念。
全体的に一定のレベルを保っているのでつまらなく無いが、
身を仰け反らせるだけのインパクトが強い作品が無いのも残念。
演出等も頑張って毎回ちょくちょく変えているのだが、今回はまさに微妙。

特に酷いのがメイン。
黒狐に続き、大失敗。
霊視だとかが絡むと呪いのビデオのコンセプトから外れている。
そして「あいざわみり」の売名に使われた感があって凄い不快感が残る。
霊能力者を出すのはダメなんだと再認識させられた。
中田を使って失敗した経験をもう忘れたのかスタッフ。

          

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